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カーポート工事

カーポート」とは、柱と屋根だけで作られている簡易車庫のことです。
直射日光と雨から車をしっかりガード。
冬になるとたくさんの雪が降る富山県では、一晩で1メートル近く積もるようなところもあります。カーポートは、そんな積雪から大切な車を守ってくれる心強い存在です。
1年中快適な空間を作ります。
ここ富山県ではなくてはならない存在となっております。

カーポートのメリットは?

車を雨風、雪、紫外線、鳥の糞などから守り、傷みを防いでくれます。
カーポートの最大の役割は、雨風や雪、紫外線などから車を守ること。
また空から落ちてくる鳥の糞が車に当たるのも防いでくれます。
車が汚れることを防ぐことで、面倒な洗車回数も減少。
車のボディや塗装の劣化も遅らせてくれますし、暑い夏には、直射日光を遮ることで車内温度の急上昇も防ぎます。

車への乗降時に、雨や雪に濡れずにスムーズ
運転手や同乗者が雨や雪に濡れずに乗り降りできます。
玄関からカーポートまで屋根があるタイプだとさらに安心です。
お子さん連れで、荷物を持って傘をさして車に乗せたり降ろしたりするのはとっても大変ですが、カーポートがあればストレスフリーで傘なしで乗降可能です!

玄関・駐車スペース周りの除雪をしなくていい
ここが一番、嬉しいポイントだと思います!!
雪が降る富山県では「さあ出かけよう!」と思ったら、車までまず、除雪しないといけない。車に大量の雪が積もっている……なんてこともよくあります。
車までの除雪、雪おろしも結構大変なんです、出かける間際だと思わぬ時間がかかって除雪するだけで疲れてしまいます。
その除雪する手間暇がなくなるだけでストレスフリーな生活になります。



カーポートのデメリットは?

駐車や乗り降りに柱が邪魔になることも
ただの駐車スペースとは違い屋根を支える柱があるので、駐車時や乗降時に柱が邪魔になってしまうことがあります。
駐車が苦手な方や、カーポートの位置、道路からの角度などによっては停めづらいと感じてしまうこともあるかもしれません。

圧迫感が出たり玄関前が暗くなってしまったりすることも
屋根があることでどうしても圧迫感を感じたり、カーポートの周囲に日陰ができて玄関周りが暗くなってしまったりする場合もあります。
せっかくの玄関前スペース、開放的に使いたいですよね。
そんなデメリットは、明るい色の柱や屋根材、透光性の高い屋根材を使うと解消します。
柱を高くし屋根の位置を高くすることで、光を取り入れて圧迫感を減少させることもできますよ。

雨風を完全には防ぐことができない
カーポートは車庫と違って屋根と柱のみのオープンな設計なので、横から吹き込む雨風は防げません。
先程説明した「圧迫感を解消したり採光しやすくしたりするために屋根の位置を高くする」対策ですが、実は屋根の位置を高くすればするほど横からの雨風が吹き込みやすくなります。

いろいろな兼ね合いも含めて屋根の高さを決めるようにしましょう。

積雪や台風・強風により、倒壊する可能性がある
カーポートを設置するにあたって「雪の量でカーポートが倒壊しないか」、「強風でカーポートの屋根が飛んでいかないか」、「地震で倒壊しないか」と悩んでいる方も多いはず。適当に選んだカーポートが実は「耐雪性能が十分ではなかった」なんてことも考えられます。
柱と屋根だけで構築された簡易的なカーポートには、耐雪や耐風を備えた高性能なものがあり、種類や見た目もさまざまです。しっかりご提案させていただいております。

カーポートの選び方は?

カーポートには雪国で使われることを想定した、「耐雪性能」が備わっているタイプがあります。強度に応じて「一般地域対応タイプ」「積雪地域対応タイプ」「豪雪地域対応タイプ」の3つに分けられます。

【一般地域対応タイプ】
基本的に降雪が少なく、何日も降り続くことがない地域で使用されているタイプです。耐積雪量では、20センチメートル程度まで安全に使うことができます。あまり雪が降らない関東の太平洋側や東海、山陰を除く西日本ではこのタイプが多く使用されています。ただし、まれな大雪で規定の高さを超えてしまう可能性があれば、カーポートの安全のためにも早いうちから雪下ろしが必要です。

【積雪地域対応タイプ】
一般地域用と比較して柱や梁が太く設計されています。また、柱の本数も一般地域用より多いものがあり、雪の重さに対する頑丈さは増しています。耐積雪量は30~50センチメートルほどのため、関東北部の山間部や東北南部など、やや雪の多い地域に向いています。

【豪雪地域対応タイプ】
耐積雪量が100センチメートルから最大で200センチメートルの豪雪にも耐えられるタイプです。かなりの重さにも耐えられる強度が必要なので、10本前後の柱を持つものもあります。屋根材も一般的なポリカーボネートではなく、耐積雪性能に優れた、金属の板を波型に折った「折板(せっぱん)」と呼ばれる屋根が使われているケースが多く見られます。

お住まいの地域の積雪量を知る
日本列島の約50%は最深積雪20cm以上の積雪地であり、その大部分は最深積雪50cm以上の豪雪地に分類されています。
ここ近年、雪がたくさん降る富山県…カーポートを選ぶ際はお住まいの地域の最深積雪を確認するようにしてください。

耐積雪性能30㎝から業界トップクラスの300㎝まで設定があります。


強度は余裕をもって選びましょう
カーポートの耐積雪強度は「新雪」の重量が基準となっていますが、湿雪や降雨後は新雪の3倍の重量になることもあります。雪下ろしの頻度を減らすためには、余裕をもって耐積雪強度を選びましょう。

カーポートを長く使うために

ここ雪が沢山降る富山県では、冬になるとカーポートにかかる負担が大きくなります。年数が経つにつれて、徐々に劣化していくのは避けられませんが、せっかく高い費用をかけて設置したカーポートをできるだけ長く使っていきたいですね。
カーポートを長く安全に使っていくためのコツについて、お伝えします。

こまめに雪下ろしを行う
雪に強いカーポートでも、耐積雪強度を超えると雪の重みに耐えることができずに倒壊する可能性が生じます。
そうならないように、定期的にカーポートの屋根に積もった雪を下ろすことが大切です。特に水分が多い雪は凍結しやすく、固まってしまうと雪を下ろすのが難しくなるため、積雪量が少ないうちに対処しましょう。ただし、カーポートの屋根に登って作業するのはとても危険です。カーポートは屋根に人が乗ることを前提に設計されておらず、屋根が破損する可能性があります。また、屋根の上は滑りやすい状態になっているので、高い場所から転落してケガをするかもしれません。雪を下ろす際は、専用の雪下ろし棒や脚立、踏み台を使うなど、安全を確保した上で作業することを徹底してほしいと思います。

定期的なメンテナンス
カーポートは、年数が経つと徐々に劣化していきます。雪や雨だけではなく、地震や強風などが原因となり、ネジの錆や接続部分のゆるみが発生するかもしれません。そのため、雪が降る地域では秋頃からパーツのつなぎ目や柱をチェックし、不安を感じたら早めに交換・補強をしておきましょう。柱の曲がりなど大きな破損が見られる場合は、パーツ交換といった大がかりな補修が必要です。雪が降る前に対応をすることが大切です。

水やお湯をかけない
面倒くさいからと下からホースで水をかけるのもおすすめできません。雪の量が多い場合、雪を固めて重くなってしまい、場合によってはカーポートの耐雪荷重能力を超えてしまいます。
寒冷地では、雪を溶かし切ったあとに氷となって残り、そのあとに降り積もる雪が凍り付いてしまって、次の雪下ろしが大変になってしまいます。

融雪剤の使い方に注意
屋根から雪を下ろすのが大変ということで、融雪剤を使いたくなる方もいるでしょう。しかし、屋根に積もった雪を融雪剤で除雪するのは、おすすめしません。融雪剤は「凍結防止剤」とも呼ばれ、その主成分は「塩化カルシウム」、つまり塩分が含まれています。塩分は金属を錆つかせる原因となり、結果として大切な車やカーポート自体が傷ついてしまいます。



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