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土間コンクリート工事

地面にコンクリートの下地となる砂利や砕石などを敷きならし、地面を押し固め、鉄筋を敷いたうえでコンクリートを流し込みます。
流し込んだコンクリートを平らにならし、表面をきれいに仕上げることが土間工事です。
ただ平らにするだけでなく、表面の仕上げ方法も様々で、使用用途に応じて仕上げの方法を変えて施工します。
駐車場はもちろん、玄関ポーチやアプローチ、犬走などにも施工可能です。
この土間コンクリート工事を行うことによって地面をフラットにすることができ、車などの出入りをしやすくすることが可能です。

土間コンクリートのメリットは?

車が汚れない
庭が土のままだと雑草が生えてきて地面を覆ってしまったり、草木が多いので虫が大量に発生してしまったり、雨が降ったあとは泥で衣類や車が汚れてしまうことがあります。
雨が降った日は水溜りやぬかるんで、車と同時にタイヤに着いた泥で周辺の道路まで汚してしまいます。
晴れた日は表面の土が乾燥して砂ぼこりとなり、車のボディを汚します。
また、来客の際にもぬかるんだ駐車場に車を停めていただく事になります。

雑草が生えない
土間コンクリートを施工することによって、雑草を抑える事ができます。
住宅の敷地内に雑草がボーボーと茂っているのは、見た目も悪く好ましくありませんよね。
コンクリートが雑草を抑える事によって駐車場はメンテナンスフリーとなり、除草などの必要がなくなります。

コンクリートの耐用年数は半世紀以上
コンクリートの耐用年数は、半世紀以上と言われていて耐久性抜群です!

強い衝撃を与えたり、かなりの重量物を載せたり、大きな地震がない限りは50年〜60年以上、コンクリート駐車場としての性能が維持できます。

初期費用は高額にはなりますが、50年〜60年以上も使用できるなら完全に元は取れるでしょう。

清掃(メンテナンス)がしやすい
土間コンクリートは左官職人がコンクリート表面を平滑に仕上げますので、非常に掃除がしやすい特性があります。
落ち葉やゴミなどでしたらほうきでサッと掃けばいいし、砂、土、ホコリなのような物だったら水道ホースで水を流して簡単にキレイになります。

水はけが良くなる
通常、土間コンクリートは水が溜まらないように水勾配をとります。
雨が降ってもキレイにコンクリート表面を雨が流れていきますので、水はけが非常に良くなります。


土間コンクリートのデメリットは?

初期費用が高額
土間コンクリートは施工費用が高額になります。
土地形状、現場条件にもよりますが、材料のコンクリートの価格も高騰しています。
それに加え、土間コンクリートの工程は盛り沢山あり、コンクリート打設には様々な道具や工具、車両、重機が必要なので高額費用の理由なのです。


コンクリートにクラック(ひび割れが生じる)
コンクリートは温度や乾燥など様々な理由で、ひび割れが生じる恐れがあります。

コンクリートにひび割れがあるのを見たことがあるのではないでしょうか?

実際には駐車場の土間コンクリートくらいでしたら少々のひび割れが入っても問題ありません。

もちろん、コンクリートのひび割れが完全に割れて下の地面が見えていたらダメですよ!


土間コンクリートの目地の役割とは?

コンクリートは伸縮性があり、気温や湿度などの環境に応じて伸び縮みします。また、圧縮に強く膨張に弱い性質から、コンクリートの面積が広くなると、自重や上に乗った物の重さで、ひび割れが起きやすくなることがあります。

ひび割れは、「クラック」と呼ばれ、大きさや範囲によっては早めに修復しなければならない場合もあります。

土間コンクリートの「目地」は、ひび割れを軽減する重要な役割を果たしています。
ただ、むやみやたらと入れるわけではありません。一定の広さを超える場合、特にひびが入りそうな箇所に入れていきます。

作業の手順

1.起工測量
工事の着手前に必ず行わなければならない測量です。
 着手前の工事現場形状を把握することにより、設計変更や正確な工事数量算出ができます。


2.鋤取り
『鋤取り(すきとり)』。 ·
漢字も読みにくく、意味も分かり難いですよね。 
これは、不要な土を取り除く際の作業のことです。
3.基礎砕石敷き均し
「砕石」は天然の石を細かく砕いた石です。
基本的にコンクリートと同じ厚さを敷き詰めます。
例えばコンクリートを110ミリの厚さを打ち込む場合は、砕石も100ミリの厚さを敷き詰めます。
そのため砕石を敷く厚さは、雑草対策や人が歩くだけの場所であれば80~100ミリ、駐車場として使用して車が上を移動する場合は100~150ミリほどの厚みが必要となります。
4.転圧
転圧機械で転圧(締め固め)します。
何度も繰り返し転圧して十分に下地砕石を締め固めます。
転圧があまいとコンクリート割れや沈下の原因になりますので、やり過ぎくらいに転圧します。
5.型枠組立
施工する形状の型枠を設置します。型枠にはコンパネと呼ばれる板などを使用し枠の設置を行います。曲線の場合は自在と呼ばれるコンパネやヌキ板等を使用し曲線を描きながら型枠を設置いたします。
6.ワイヤーメッシュ
ワイヤーメッシュとは網目状に溶接された金網です。
コンクリートは圧縮には強く、引っ張る力には弱いという特徴があるためワイヤーメッシュを入れることで引っ張り強さを強化し ひび割れ防止効果とコンクリートの強度を上げる効果があります。
7.コンクリート打設
「コンクリート」はセメント・水・砂・砂利を合わせて配合したものです。厚みは施工箇所・使用用途によって様々ですが、庭の土間コンクリートを打設する場合は80~150ミリの厚さで施工することが殆どです。

雑草が生えないようにするだけで重いものをコンクリート上に載せない・重いものがコンクリート上で動かないのであれば約80~100ミリ、駐車場として使用する場合は約100~150ミリはコンクリートの厚みが必要となります。
8.仕上げ
刷毛引き仕上げなど、表面加工をコンクリートが固まる直前に行ないます。気温などの条件により異なりますが、コンクリート打設後1~3日で表面は固まります。しかしコンクリート全体が硬化するまでに日数がかかる為、コンクリート打設後に養生期間として日数を空ける必要があります。

オプション こんなこともできます!!

砂利目地

砂利目地のメリットは、ほかの目地より安価で設置できることです。

スリットに砂利を入れる。
水はけが良いというメリットがあります。

デメリットとして、砂利が動いて散らばった際には、お手入れが必要になります。除雪をした際に、一緒に巻きあがってしまうことも。

また、雑草が生えてくるので、除草剤の散布か防草シートを敷く必要があります。

ピンコロ目地

ピンコロ石は10cm程度のキューブ(立方体)状に成形した石のことです。
ピンコロ石を目地に詰めると、天然石ならではの高級感・温かみが感じられます。
石にはさまざまな色があるので、いいアクセントになります。

伸縮目地

外気温の変化に伴って、膨張と収縮を繰り返す土間コンクリート。伸縮によるひび割れを防ぐための隙間を意図的に設置する目地は、デザインとしての活用が注目されています。そんな目地にゴム材を挟み込んだものが伸縮目地。伸縮性に優れたゴム材が、コンクリートの割れと雑草の発生を防ぎます。目地の中でも目立ちにくく、スタイリッシュなデザインにオススメです。

真鍮レター

ご自宅では玄関前のコンクリートに「WELCOME」の文字を埋め込みました!

施工事例

これまでの実績を一部、ご紹介します。

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